ヌリロ

ヌリロ
ヌリロに使用される200000系電車
ヌリロに使用される200000系電車
各種表記
ハングル 누리로
漢字 -
発音 ヌリロ
英語表記: Nuriro
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ヌリロ누리로)は、韓国鉄道公社 (KORAIL) の列車種別である。

「ヌリロ」には「あらゆる世界を走る列車」という意味[1]が込められており、2009年6月1日より運行を開始した。

概要

2008年12月に長項線天安 - 新昌間が複線電化されたことに合わせ、KORAILは2009年200000系電車を投入し、6月1日よりソウル - 新昌間で運行を開始した。運賃はムグンファ号と同じ料金を適用している。

200000系電車は日立製作所が4両編成8本32両を受注。韓国からの受注は1974年ソウル地下鉄1号線向けの地下鉄車両(初期1000系電車)以来、32年ぶりとなった[2]

2009年時点では、およそ10年の期間をかけて徐々にムグンファ号を代替して行く予定であった[1]。だが、運転の切り替えは極一部に留まっており、2020年に至っても地方路線の主力列車にはなり得ていない。また、KORAILの政策変更により、運用路線が度々変更されている。

運行区間

2023年12月18日現在の運行状況は下記の通りである。

運行中

運行終了

過去の停車駅

ソウル駅 - 新昌駅間
ソウル駅 - 永登浦駅 - 安養駅 - 水原駅 - 烏山駅 - (西井里駅) - 平沢駅 - 天安駅 - 牙山駅 - 温陽温泉駅 - 新昌駅
  • ( )は下り1本のみ通過。

車両

詳細は「韓国鉄道公社200000系電車」を参照

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ a b 사회: 무궁화호 열차 점차 사라진다(YTN、2020年01月06日閲覧)
  2. ^ “日立が韓国で32年ぶりに鉄道車両を受注”. 日立製作所. 2019年9月1日閲覧。

関連項目

現有車両

高速鉄道KTX
営業用
事業用

HSR-350x - HEMU-430X - HSEMU-370

電車(電動車、電気動車)
首都圏電鉄・広域電鉄用
優等列車用

200000系 (TEC)(ヌリロ) - 368000系ITX-青春) - 210000系ITX-セマウル) - 220000系(ITX-マウム)

事業用

TTX

気動車(ディーゼル動車)
客車
電気機関車
ディーゼル機関車

過去の車両

電車(電動車、電気動車)
気動車(ディーゼル動車)

101・111・251系 (DHC) - 9201系 (DEC)(朝鮮語版) - 9211系 (NDC) - 日本製動車 - 狭軌用動車

客車
蒸気機関車
ディーゼル機関車

6300形 - 6200形 - 6100形 - 6000形 - 5000形 - 4300形 - 4200形 - 4100形 - 4000形 - 3200形 - 3000形 - 2100形 - 2000形 - 7200形 - 7100形 - 7000形

鉄道庁・韓国鉄道公社列車種別と等級
高速鉄道特室 - 一般

KTX - SRT1

優等列車特室2 - 一般
緩行列車(単一等級)

通勤列車

広域電鉄(単一等級)
首都圏電鉄

1号線(特急 / 急行 / 一般4) · 3号線4, 5 · 4号線(急行 / 一般4) · 京義・中央線(急行 / 一般) · 京春線(急行 / 一般) · 水仁・盆唐線(急行 / 一般) · 京江線5

釜山都市鉄道
廃止

観光号(優等) · トンイル号(優等 / 緩行) · ピドゥルギ号(緩行)

観光列車団体列車に関しては韓国鉄道公社の観光列車を参照のこと。
〇〇 - △△ : 運賃計算が異なる列車種別または等級。□□ / ## : 同一の運賃が適用される列車種別。×× : 運休中の列車種別。
1 : SRが運行。 2 : 2018年に運行終了。 3 : 当初から特室の設定無しで運行。 4 : ソウル交通公社と共同運行。 5 : 各駅停車のみの運行。
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