2006 AFC女子アジアカップ

2006 AFC女子アジアカップ
大会概要
開催国 オーストラリアの旗 オーストラリア
日程 2006年7月16日 - 7月30日
チーム数(1連盟)
開催地数(1都市)
大会結果
優勝  中華人民共和国 (8回目)
準優勝  オーストラリア
3位  北朝鮮
4位  日本
大会統計
試合数 20試合
ゴール数 77点
(1試合平均 3.85点)
得点王 日本の旗 永里優季(7点)
最優秀選手 中華人民共和国の旗 馬暁旭
 < 20032008

AFC女子アジアカップ2006: AFC Women's Asian Cup, Australia 2006)は、2006年平成18年)7月16日から7月30日にかけて、オーストラリアで開催された第15回目のAFC女子アジアカップである。今大会より、名称がAFC女子選手権: AFC Women's Championship)から改められた。

概要

この大会から予備予選としてランキング下位12か国による「AFC女子選手権(アジアカップ)予選大会」(2005年6月12日-20日)をベトナムで実施し、その成績によりベトナムチャイニーズタイペイミャンマータイが本大会に進出しシード国と対戦することとなった。

本大会は当初、中国日本韓国北朝鮮のシード国を含めた8か国と、2006年5月に日本で対戦する予定で進められたが、2006年オセアニアサッカー連盟(OFC)から転籍したオーストラリアも参加することになったため、7月にオーストラリアで9か国による開催となった。

この大会は2007 FIFA女子ワールドカップのアジア予選(出場枠2.5+開催国)を兼ねるものとされた。なお、決勝トーナメントには開催国の中国も進出したため、準優勝のオーストラリアと3位決定戦で勝利した北朝鮮が本戦出場権を獲得し、4位となった日本が北中米カリブ海予選3位のチームとの大陸間プレーオフに回ることになった。

予選

詳細は「2006 AFC女子アジアカップ (予選)」を参照

本大会

出場国

出場国 予選
 オーストラリア 開催国のため免除
 日本 シードのため免除
 中華人民共和国 シードのため免除
 韓国 シードのため免除
 北朝鮮 シードのため免除
 ベトナム 予選突破
 チャイニーズタイペイ 予選突破
 ミャンマー 予選突破
 タイ 予選突破

トラブル

準決勝の中国対北朝鮮戦では、試合終了直前のオフサイドの判定を受けた北朝鮮の選手数名が暴行をはたらき、主審を突き飛ばしてGKは退場処分となったのみならず、試合終了後に警備員に守られながら会場を去る審判団に蹴りかかろうとした。また別の選手はペットボトルを投げつけ、その一部は中国チームのサポーター席にも飛び込んだため、観客席をも巻き込む非常に大きな騒ぎとなった。女子サッカーでここまで暴力的な反応は非常にめずらしいが、北朝鮮では男子代表チームでも前年に同じような騒動を起こしたこともあり、大きなニュースとなった。その後の調査により3位決定戦にはGKの1名とDFの2名が出場停止となる処分が下された(その後GKは1年間の国際試合出場停止となった)。

グループリーグ

グループ A

チーム
1  日本 3 3 0 0 17 1 +16 9
2  中華人民共和国 3 2 0 1 4 1 +3 6
3  ベトナム 3 1 0 2 1 7 −6 3
4  チャイニーズタイペイ 3 0 0 3 1 14 −13 0



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日本  5 - 0  ベトナム





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中華人民共和国  0 - 1  日本

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チャイニーズタイペイ  0 - 1  ベトナム
マーデン・スタジアム(アデレード
観客数: 200人


グループ B

チーム
1  北朝鮮 4 3 1 0 13 0 +13 10
2  オーストラリア 4 3 1 0 11 0 +11 10
3  韓国 4 2 0 2 14 6 +8 6
4  タイ 4 1 0 3 2 26 −24 3
5  ミャンマー 4 0 0 4 2 10 −8 0


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ミャンマー  1 - 2  タイ

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オーストラリア  4 - 0  韓国


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タイ  0 - 9  北朝鮮



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北朝鮮  3 - 0  ミャンマー

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韓国  11 - 0  タイ


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韓国  3 - 1  ミャンマー

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オーストラリア  0 - 0  北朝鮮


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タイ  0 - 5  オーストラリア
マーデン・スタジアム(アデレード
観客数: 400人

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北朝鮮  1 - 0  韓国


決勝トーナメント

準決勝 決勝
           
7月27日 -    
  日本 0
  オーストラリア 2  
  7月30日 -
  オーストラリア 2 (2)
    中華人民共和国 (PK) 2 (4)
 
3位決定戦
7月27日 - 7月30日 -
  北朝鮮 0   日本 2
  中華人民共和国 1     北朝鮮 3

準決勝


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日本  0 - 2  オーストラリア

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北朝鮮  0 - 1  中華人民共和国

3位決定戦


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日本  2 - 3  北朝鮮

決勝


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オーストラリア  2 - 2
(延長)
 中華人民共和国
  PK戦  
2 - 4

優勝国

 2006 AFC女子アジアカップ優勝国 

中華人民共和国
3大会ぶり8回目

表彰

大会最優秀選手 大会得点王 フェアプレー賞
中華人民共和国の旗 馬暁旭 日本の旗 永里優季(7得点)  中華人民共和国

2007 FIFA女子ワールドカップ出場国

本大会出場
大陸間プレーオフ出場

関連項目

外部リンク

  • FIFA Women's World Cup China 2007 AFC Preliminaries - FIFA.com(英語)
  • RSSSFによる記録
※斜数字は開催予定の大会。 / 優勝国
本大会
決勝
  • 1975
  • 1977
  • 1979
  • 1981
  • 1983
  • 1986
  • 1989
  • 1991
  • 1993
  • 1995
  • 1997
  • 1999
  • 2001
  • 2003
  • 2006
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  • 2010
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  • 2026
大会
参加チーム
  • 1975
  • 1977
  • 1979
  • 1981
  • 1983
  • 1986
  • 1989
  • 1991
  • 1993
  • 1995
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予選
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