長崎大学商科短期大学部

長崎大学商科短期大学部
大学設置/創立 1951年
廃止 2000年
学校種別 国立
本部所在地 長崎県長崎市片淵4-2-1
学部 商経学科
 経済専攻
 経済法学専攻
 経営情報専攻
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長崎大学商科短期大学部(ながさきだいがくしょうかたんきだいがくぶ、英語: Junior College of Commerce Nagasaki University)は、長崎県長崎市片淵4-2-1に本部を置いていた日本国立大学である。1951年に設置され、2000年に廃止された。大学の略称は長大商短、経済夜間、商短。
学生募集は1997年度まで。1998年度より長崎大学経済学部夜間主コースの設置により経済学部に統合し短期大学部は学生募集を停止した。2000年3月31日、経済学部に引継ぎ、幕を閉じた。[1]

概要

大学全体

  • 国立学校設置法の改正により、1951年長崎大学に付設された国立の3年制短期大学部である。商経学科のみの単科となっていたが、3つの専攻課程が設けられていた。全国では最も存続期間の長い国立短大となっている。

教育および研究

  • 長崎大学商科短期大学部における教育。商経学科が設けられており以下の専攻があった。
    • 経済専攻:「経済原論」・「商業経済論」・「金融経済論」など経済全般に関する専門科目を学ぶための科目が中心となっていた。
    • 経済法学専攻:長崎県内の大学で法律学の講義科目が最も充実していたコースといわれていた。経済学に関する専門科目のほか憲法民法刑法商法など法律に関する科目も用意されていた。
    • 経営情報専攻:経営情報論・会計学・マーケティング論など経営情報処理のスペシャリストとして活躍するに必要な科目を学ぶ課程となっていた。

学風および特色

  • 長崎大学商科短期大学部は勤労の傍らで学業に勤しむ人々に大学教育を開放することのねらいから経済学部の夜間部という位置づけとして設置されていた。
  • 経済学部教育学部と兼任している教員が多かった。

沿革

  • 1951年 長崎大学商業短期大学部(ながさきだいがくしょうぎょうたんきだいがくぶ)として開学。商業学科II部を置く。
  • 1977年 商業学科を商経学科に変更。専攻分離される。
    • 経済・法律専攻(1982年、経済専攻・経済法学専攻に改組)
    • 経営情報専攻
  • 1984年 長崎大学商科短期大学部と名称変更する。
  • 1997年 最後の学生募集となる:在学者数445(うち女子139)[2]
  • 2000年3月31日経済学部に統合のため廃止[1]1999年度の学生数:72、女37[3]

基礎データ

所在地

  • 長崎県長崎市片淵4-2-1

象徴

  • 長崎大学商科短期大学部のカレッジマークは長崎大学および医療技術短期大学部と同様、をイメージしたものとなっていた。

教育および研究

組織

学科

  • 商経学科
    • 経済専攻
    • 経済法学専攻
    • 経営情報専攻

専攻科

  • なし

別科

  • なし

取得資格について

学生生活

部活動・クラブ活動・サークル活動

学園祭

  • 長崎大学商科短期大学部の学園祭は「商短祭」と呼ばれ例年、11月に行われていた。とりわけ学生プロレスは近隣住民老若男女から絶大な支持を得ていた。

大学関係者と組織

大学関係者一覧

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歴代学長

施設

キャンパス

  • 設備:経済学部と共同使用していた。

対外関係

系列校

卒業後の進路について

就職について

編入学・進学実績

参考文献

関連項目

関連サイト

  • 長崎大学経済学部

脚注

  1. ^ a b 平成23年度『全国短期大学高等専門学校一覧』245頁より。
  2. ^ 1998年度版『全国学校総覧』(以下『総覧』と略す。)57頁より。
  3. ^ 2000年度版『総覧』54頁より。
  4. ^ 『長崎大学商科短期大学部1995』より。
  5. ^ 長崎県立長崎図書館所蔵。


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