紅一点

紅一点(こういってん)

ザクロの花
  • 「万緑叢中紅一点」の略。伝統的には中国の王安石が作った「詠柘榴詩」にある言葉と見なされているが、文献上は原典の存在や詩の全体像を含めて確認されていない[1]

今日に伝わる句では「緑の草むらの中に一つだけ赤いザクロが咲いている」ということを指している。現在では「紅」が女性を指していることから意味を転じて、男性ばかりの中に女性が一人だけ混ざっていることや、ひときわ目立つ存在のことを指すようになった。

脚注

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  1. ^ 「中国の詩人・政治家、王安石がざくろをうたった詩の全文を見たい。「紅一点」という言葉の出典として、ことわざ辞典等に一節の「万緑叢中紅一点」が紹介されている。」(埼玉県立久喜図書館) - レファレンス協同データベース 2005年12月1日。

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