松前駅

曖昧さ回避 この項目では、愛媛県松前町にある伊予鉄道郡中線の松前駅(まさきえき)について説明しています。北海道松前町にあったJR北海道松前線の松前駅(まつまええき)については「松前駅 (北海道)」をご覧ください。
曖昧さ回避 JR九州肥薩線の「真幸駅」あるいはかつてJR九州上山田線(廃線)にあった「真崎駅」とは異なります。
松前駅
駅舎(2009年1月)
まさき
Masaki
IY30 古泉 (1.3 km)
(0.7 km) 地蔵町 IY32
所在地 愛媛県伊予郡松前町浜
北緯33度47分9.88秒 東経132度42分17.98秒 / 北緯33.7860778度 東経132.7049944度 / 33.7860778; 132.7049944 (松前駅)
駅番号 IY31
所属事業者 伊予鉄道
所属路線 郡中線
キロ程 7.9 km(松山市起点)
駅構造 地上駅
ホーム 2面3線
乗降人員
-統計年度-
1,039人/日
-2019年-
開業年月日 1896年明治29年)7月4日
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松前駅(まさきえき)は、愛媛県伊予郡松前町にある伊予鉄道郡中線である。駅番号はIY31

直営駅で、余戸駅と共に郡中線の交通結節点に指定されている主要駅[1]。当駅折り返しの便があるほか、緊急時の区間運転では折り返し駅となる。

歴史

南予鉄道の開業時から存在する、非常に長い歴史を持つ駅である。

松前は漁村で、かつては「おたたさん」と呼ばれる行商の女性が当駅から魚介類を天秤棒に担いで乗車し、城下(松山市)へ売りに行った。

駅構造

対向式2面3線のホームを持つ有人駅である。うち1線は、貨物列車が運転されていたころに側線として使われていた(現在は使われていない)。ポイント線路は松山市方が電気転轍器、郡中港方が発条転轍器である。

現在の駅舎は南予鉄道開業時の明治29年築の可能性があるが、記録が残っていないため証明はできないという[2]

のりば

松前駅プラットホーム
番線 路線 行先 備考
1 郡中線 余戸松山市方面  
2 郡中港方面  
(側線) 現在は不使用 架線がないため、基本的に電車は入線しない。
  • 駅構内
    駅構内
  • 駅舎内
    駅舎内

利用状況

郡中線各駅の利用客が増加傾向にある一方で、当駅の乗降人員は緩やかに減少していた[3]。その後、2014(平成26年)には増加に転じた[4]

日乗降人員推移
年度 1日平均人数
2003年 1,084
2011年 1,014
2012年 906
2013年 905
2014年 948
2015年 1,015
2016年 1,076
2017年 1,054
2018年 1,052
2019年 1,039

駅周辺

隣の駅

伊予鉄道
郡中線
古泉駅 (IY30) - 松前駅 (IY31) - 地蔵町駅 (IY32)

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ 第4次松前町総合計画 - 松前町 (PDF)
  2. ^ 電車・バス情報 コラム 駅舎 - 伊予鉄道
  3. ^ 平成30年度版 松前町統計書
  4. ^ 国土数値情報(駅別乗降客数データ) - 国土交通省、2020年11月29日閲覧

関連項目

松山市 - 土橋 - 土居田 - 余戸 - 鎌田 - 岡田 - 古泉 - 松前 - 地蔵町 - 新川 - 郡中 - 郡中港

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