十倉雅和

住友化学株式会社常務、住友化学株式会社社長などを歴任した。

概要

住友化学工業に入社し、のちに住友化学の常務や社長を歴任した。住友化学の会長に就任するとともに^[2]、2021年には日本経済団体連合会の会長にも就任した^[1]。内閣府の総合科学技術・イノベーション会議にて議員を兼任するなど^[3]、多くの公職を兼任した。

兵庫県西脇市生まれ。兵庫県立西脇高等学校^[4]を経て、1974年東京大学経済学部卒業^[5]^[6]。東大経済学部在学中は根岸隆のゼミに所属^[7]。

1974年、住友化学工業株式会社（現・住友化学株式会社）入社^[5]。2003年執行役員^[1]、2008年代表取締役常務執行役員^[1]などを経て、2011年4月から代表取締役社長^[5]^[8]。2019年4月から代表取締役会長に就任^[4]。

経団連の中西宏明会長がリンパ腫の再々発により、2021年6月1日の通常総会をもって会長辞任することに伴い、経団連会長に就任した^[4]。

祖父は現在の丹波市氷上町出身で、父は神戸新聞の記者^[9]。弟は物理学者で東京大学教授などを務めた十倉好紀。

^ ^a ^b ^c ^d “役員｜住友化学”. 住友化学株式会社. 2023年1月1日閲覧。
^ “代表取締役の異動に関するお知らせ”. 2020年4月3日閲覧。
^ 内閣府総合科学技術・イノベーション会議メンバー構成
^ ^a ^b ^c “【西脇高校】華麗なる卒業生人脈！経団連会長の十倉雅和とノーベル賞候補の十倉好紀兄弟、美術家の横尾忠則…”. ダイヤモンド・オンライン (2022年10月25日). 2023年1月1日閲覧。
^ ^a ^b ^c “十倉雅和　住友化学株式会社代表取締役社長との対談”. 東京大学. 2023年1月1日閲覧。
^ “経団連会長十倉雅和さん転換期の日本経済どうリードする？ | 深デジ | 神戸新聞NEXT”. www.kobe-np.co.jp (2022年6月12日). 2022年10月4日閲覧。
^ “十倉雅和経団連会長宇沢先生の「社会的共通資本」に学ぶ企業活動に“社会性”を取り戻す”. エコノミスト・オンライン (2021年9月28日). 2023年5月30日閲覧。
^ 住友化学社長に十倉氏（日本経済新聞 2011年2月28日付）
^ “ひょうご経済＋｜経済｜経団連次期会長の十倉氏　ふるさと西脇への愛深く”. www.kobe-np.co.jp. 2022年7月15日閲覧。