六興駅

曖昧さ回避 阪急神戸線の「六甲駅」とは異なります。
六興駅
ろっこう
Rokkō
西興部 (3.6 km)
(3.4 km) 中興部
所在地 北海道紋別郡西興部村字六興
北緯44度21分22秒 東経142度57分57秒 / 北緯44.35611度 東経142.96583度 / 44.35611; 142.96583座標: 北緯44度21分22秒 東経142度57分57秒 / 北緯44.35611度 東経142.96583度 / 44.35611; 142.96583
所属事業者 北海道旅客鉄道(JR北海道)
所属路線 名寄本線
キロ程 48.8 km(名寄起点)
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線
開業年月日 1959年昭和34年)4月20日[1]
廃止年月日 1989年平成元年)5月1日[1]
備考 名寄本線廃線に伴い廃駅
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1978年の六興仮乗降場と周囲約500m範囲。上が紋別方面。紋別側に小さな踏切。踏切右横に小さな待合室。その下少し白く長い線が不明瞭ながら線路脇に確認できる。国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成

六興駅(ろっこうえき)は、かつて北海道網走支庁紋別郡西興部村字六興に設置されていた、北海道旅客鉄道(JR北海道)名寄本線廃駅)である。名寄本線の廃線に伴い、1989年(平成元年)5月1日に廃駅となった[1]

一部の普通列車は通過した(1989年(平成元年)4月30日時点(廃止時の時刻表)で、下り2本上り3本(快速運転列車ほか)[2])。

歴史

駅構造

廃止時点で、単式ホーム1面1線を有する地上駅であった。ホームは構内の南側に存在した。仮乗降場に出自を持つ無人駅となっていた。

駅名の由来

当駅が所在した地区名より[3]。地区名は、当駅附近を流れる興部川に架かる橋の名前に由来する。興部市街から川を遡って六番目に架橋されているために、「六興橋」と名付けられた橋である[3]

駅周辺

駅跡

2000年(平成12年)時点で遺構は何も残されておらず、駅が所在した場所も分からなくなっていた[5]。2010年(平成22年)時点でも同様であった[6]

隣の駅

北海道旅客鉄道
名寄本線
西興部駅 - 六興駅 - 中興部駅

脚注

  1. ^ a b c d e f g 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II』(初版)JTB、1998年10月1日、910頁。ISBN 978-4-533-02980-6。 
  2. ^ 書籍『北海道の駅878ものがたり 駅名のルーツ探究』(監修:太田幸夫、富士コンテム、2004年2月発行)220ページより。
  3. ^ a b 書籍『北海道の駅878ものがたり 駅名のルーツ探究』(監修:太田幸夫、富士コンテム、2004年2月発行)186ページより。
  4. ^ a b 書籍『北海道道路地図 改訂版』(地勢堂、1980年3月発行)18ページより。
  5. ^ 書籍『鉄道廃線跡を歩くVII』(JTBパブリッシング2000年1月発行)40ページより。
  6. ^ 書籍『新 鉄道廃線跡を歩く1 北海道・北東北編』(JTBパブリッシング2010年4月発行)34ページより。

関連項目

名寄 - 中名寄 - 上名寄 - 矢文 - 岐阜橋 - 下川 - 二ノ橋 - 幸成 - 一ノ橋 - 上興部 - 西興部 - 六興 - 中興部 - 班渓 - 宇津 - 北興 - 興部 - 旭ヶ丘 - 豊野 - 沙留 - 富丘 - 渚滑 - 潮見町 - 紋別 - 元紋別 - 一本松 - 小向 - 弘道 - 沼ノ上 - 旭 - 川西 - 中湧別 - 北湧 - 上湧別 - 共進 - 開盛 - 北遠軽 - 遠軽
湧別支線:中湧別 - 四号線 - 湧別

六興仮乗降場に関するカテゴリ:
  • 日本国有鉄道の仮乗降場