ヴァーノン・リード

ヴァーノン・リード
Vernon Reid
ヴァーノン・リード(2016年)
基本情報
出生名 Vernon Alphonsus Reid
生誕 (1958-08-22) 1958年8月22日(65歳)
出身地 イングランドの旗 イングランド ロンドン
ジャンル オルタナティヴ・メタル、ファンク・メタル、ヘヴィメタル
職業 ミュージシャン
担当楽器 ギター
活動期間 1979年 -
レーベル Mascot
共同作業者 リヴィング・カラー、スペクトラム・ロード、マスク、フリー・フォーム・ファンキー・フリークス、ヨヒンベ・ブラザーズ、デファンクト、ロナルド・シャノン・ジャクソン、バーント・シュガー、ジャック・ブルース、ジェームス・ブラッド・ウルマー、ファロア・モンチ、イモータル・テクニック、カシーフ
公式サイト www.facebook.com/vernonreid

ヴァーノン・リード(Vernon Reid、1958年8月22日 - )は、イギリスギタリストソングライター作曲家そしてバンドリーダーリヴィング・カラーのギタリスト。

「ローリング・ストーンの選ぶ歴史上最も偉大な100人のギタリスト」において2003年は第66位、2011年の改訂版では削除された。

略歴

カリブ海トリニダード・トバゴの移民である両親のもとイングランドロンドンに生まれ、アメリカ合衆国へと移住する。子供の頃に自己防衛の為に空手を習い、また音楽に興味を持ちギタリストとなる。

1979年ベーシストのメルヴィン・ギブスとともにオーネット・コールマンのグループのドラマーであったロナルド・シャノン・ジャクソンのグループ、ザ・デコーディング・ソサエティに参加し、在籍中に3枚のアルバムを残す。同時期の1980年頃にジョセフ・ボウイ率いるデファンクトのメンバーとしても活動する。

1985年にニューヨークで活動する芸術家たちの団体「ブラック・ロック・コーリション」をジャーナリストのグレッグ・テイト、プロデューサーのコンダ・メイソンと共に設立。24-7スパイズやマイケル・ヒルズを紹介している。

リヴィング・カラー

詳細は「リヴィング・カラー」を参照

1983年頃に最初の青写真を描き、メンバーを揃えて1988年ミック・ジャガーの推薦もありエピック・レコードからデビューを果たす。リヴィング・カラーの活動は1995年頃に活動を休止し、2000年以降、再結成、現在も活動している。

ソロ活動

1984年ビル・フリゼールとの連名のアルバム『スマッシュ&スキャタレイション』を制作しギター以外にバンジョーを演奏。メルヴィン・ギブスのアルバム『MG』に参加。1987年にはレコーディング・アーティストとしてパブリック・エナミーミック・ジャガーのアルバム『プリミティヴ・クール』に参加している。リヴィング・カラー在籍中に評判を呼び、サンタナやジャック・ブルースのアルバムやアンビシャス・ラバーズジャマラディーン・タクマジャック・ディジョネットのアルバムに録音を残している。リヴィング・カラーの活動休止後の1996年にはソロ名義のアルバム『ミステイクン・アイデンティティ』を高木完やDJロジック、プリンス・ポール、ボム・スクワッドなどをゲストにテオ・マセロのプロデュースで発表した。

セッション・プレイヤーとしてだけではなくプロデューサーとしてサリフ・ケイタの1999年の作品『パパ』をグラミー賞のノミネート作品に仕上げたり、ジェームス・ブラッド・ウルマーの作品を制作した。

2001年からはジャック・ブルースのJack Bruce and the Cuicoland Expressのバンド・メンバーとして2002年まで在籍、アルバムも録音したほか、2003年からはDJロジックとのヨヒンベ・ブラザーズを結成。アルバムを2枚制作する。

また自身のグループ、ヴァーノン・リード・アンド・マスク名義でスティーヴ・ヴァイのレーベル、フェイヴァード・ネイションから2枚のアルバムを発表している。

2007年からはジャマラディーン・タクマとグラント・カルヴィン・ウエストンとのF4や、即興音楽のトリオ、フリー・フォーム・ファンキー・フリークスを結成して活動している。

ディスコグラフィ

リーダー・アルバム

  • 『スマッシュ&スキャタレイション』 - Smash & Scatteration (1984年、Ryko) ※with ビル・フリゼール
  • 『ミステイクン・アイデンティティ』 - Mistaken Identity (1996年、エピック・レコード)
  • GTR OBLQ(1998年、Knitting Factory) ※with エリオット・シャープ、デヴィッド・トーン
  • 『ノウン・アンノウン』 - Known Unknown (2004年、ビクター)
  • Other True Self (2006年、ビクター)
  • Christian Marclay: Graffiti Composition (2010年、Dog w/ a Bone Records) ※with メルヴィン・ギブス、メアリー・ハルヴォーソン、リー・ラナルド、エリオット・シャープ[1]
  • 『スペクトラム・ロード』 - Spectrum Road (2012年) ※with ジャック・ブルース、ジョン・メデスキ、シンディー・ブラックマン・サンタナ

リヴィング・カラー

ヨヒンベ・ブラザーズ

  • Front End Lifter (2002年、Rope a Dope)
  • 『ザ・タオ・オブ・ヨー』 - The Tao of Yo (2004年、Thirsty Ears)

フリー・フォーム・ファンキー・フリークス

  • 『アーバン・ミソロジーVOL.1』 - Urban Mythology Volume 1 (2008年、Thirsty Ears)
  • Bon Vivant (2013年、Jam All Productions)
  • Hymn of the 3rd Galaxy (2022年、Ropeadope)

参加アルバム

ジャック・ブルース

メディア出演

  • Cyberpunk (1990年)

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ Layne, Joslyn (2012年). “Biography of Melvin Gibbs”. Allmusic Biography of Melvin Gibbs. Rovi Corporation. 2012年1月6日閲覧。

外部リンク

  • Vernon Reid at Facebook
  • Vernon Reid video interview
  • Tracie Morris, Vernon Reid interview, BOMB 43/Spring 1993
  • Vernon Reid Interview - NAMM Oral History Library (2016)
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