マテバシイ属

マテバシイ属
マテバシイ Lithocarpus edulis
分類（APG III）
界 : 植物界 Plantae
階級なし : 被子植物 angiosperms
階級なし : 真正双子葉類 eudicots
階級なし : コア真正双子葉類 core eudicots
階級なし : バラ類 rosids
階級なし : 真正バラ類I eurosids I
目 : ブナ目 Fagales
科 : ブナ科 Fagaceae
属 : マテバシイ属 Lithocarpus
学名
Lithocarpus Blume, 1826[1]
種

など約300種

マテバシイ属（Lithocarpus）（シノニム Pasania）は東アジア、東南アジアに約300種が分布、日本にはその内の2種、マテバシイ　Lithocarpus edulis　とシリブカガシ　Lithocarpus glaberが分布する。

北アメリカ南西部のオレゴン州とカリフォルニア州にタンオークL. densiflorus1種類のみが隔離分布するとされていたが、この種は遺伝的にも他と離れており別属Notholithocarpusに分けられた。

クリ属に近縁だが、日本に自生する2種、マテバシイとシリブカガシは堅果はいわゆるドングリ状で、常緑高木であり、どちらかと言うとコナラ属のアカガシ亜属のものによく似ている、また前述のタンオークを別属とすると、日本はこの属の分布北限であり、他のブナ科各属にものに比べると寒さに弱い。

コナラ属は風媒花であるが、本属は同じクリ亜科であるクリ属、シイ属と同じく虫媒花であり、両属と同じく花は精液のような不快な匂いを放つ。

マテバシイ属の植物

  • Lithocarpus costatus
    Lithocarpus costatus
  • シリブカガシLithocarpus glaber
    シリブカガシLithocarpus glaber
  • Lithocarpus pseudoreinwardtii
    Lithocarpus pseudoreinwardtii
  • Lithocarpus costatus
    Lithocarpus costatus
  • Lithocarpus harlandii
    Lithocarpus harlandii
  • マテバシイLithocarpus edulis
    マテバシイLithocarpus edulis
  • マテバシイのどんぐり
    マテバシイのどんぐり
  • マテバシイの花
    マテバシイの花
  • Lithocarpus vestitus
    Lithocarpus vestitus
  • Lithocarpus sp. - Museum specimen
    Lithocarpus sp. - Museum specimen
  • Lithocarpus sp. - Museum specimen
    Lithocarpus sp. - Museum specimen

参考文献

脚注

  1. ^ Lithocarpus
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