デービッド・ボウディア

David Boudia
個人情報
フルネームDavid Alasdair Boudia
生誕 (1989-04-24) 1989年4月24日(35歳)
テキサス州アビリーン
身長175センチメートル (5 ft 9 in)
スポーツ
アメリカ合衆国
種目飛込競技
大学チームパデュー大学
クラブNational Training Center
パートナースティール・ジョンソン
元パートナートーマス・フィンチャム
ニック・マクローリー
獲得メダル
男子飛び込み
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
オリンピック
2012年 ロンドン 10m高飛込
2012年 ロンドン 10mシンクロ高飛込
2016年 リオデジャネイロ 10mシンクロ高飛込
2016年 リオデジャネイロ 10m高飛込
世界水泳選手権
2007 メルボルン シンクロ高飛込
2009 ローマ シンクロ高飛込
2011 上海 高飛び込み
パンアメリカン競技大会
2007 リオデジャネイロ シンクロ高飛込
FINA飛込ワールドカップ
2008 高飛び込み
2010 チーム

デイビッド・アラスディア・ボウディア(David Alasdair Boudia、1989年4月24日- [1])は、アメリカ合衆国飛込競技選手。2012年のロンドンオリンピックの10メートル高跳びで金メダルを獲得した。

生い立ち

デイビッド・ボウディアは1989年4月24日にテキサス州のアビリーンで生まれた[2][3]。ボウディアは2008年にアビリーン高校を卒業後、現在はノーブルズビルで暮らしていて、パデュー大学に通っている[4]

ボウディアは2000年に飛び込みを始め、2005年からはアメリカ国家飛び込みチームに参加している。ボウディアは「オリンピックでの10メートルの高さからの飛び込みで、私はかつて石のように固くなった」と語ったことがある[5]

経歴

ボウディアは2008年アメリカ代表選手に10m高飛込と10mシンクロ高飛込で選ばれた。シンクロでの現在のボウディアのパートナーはニック・マクローリーである。二人は2012年のオリンピックで銅メダルを獲得した。ボウディアと以前のパートナーだったトーマス・フィンチャムはローマで開かれた2009年のワールド・チャンピオンシップで銀メダルを、メルボルンで開かれた2007年のワールド・チャンピオンシップでは銅メダルを獲得していた。

ボウディアは2010年にオハイオ州で開催されたビッグ・テン・カンファレンスの中のイベントでトップ10に選ばれた。ボウディアは6回の飛び込みで600点以上を出した最初のアメリカ人となった。

ロンドンオリンピック

ボウディアにとって2012年夏のオリンピックでの最初の競技は、シンクロでのパートナーニック・マクローリーと共に参加した男子10mシンクロ高飛込であり、中国が486.78点を、メキシコが468.90点を出した中で463.47点を叩き出して銅メダルを獲得した[6]。これはアメリカにとってアトランタで開催された1996年アトランタオリンピック以来のメダル獲得だった。アメリカは2004年と2008年のオリンピックでは表彰台に選手を送ることができなかった。

二つ目の種目では、ボウディアは10メートル高飛込で予選では18位に入ったが、準決勝では3位になった。第6と最終ラウンドでは、世界チャンピオンのチウ・ボ(英語版)は566.85点を、トーマス・デーリーは556.95点を叩き出した中でボウディアは568.65点を叩き出して金メダルを獲得した[7]。これは、アメリカにとって2000年シドニーオリンピックローラ・ウィルキンソン(英語版)が女子10メートル高飛込で金メダルを獲得して以来の金メダルとなった。史上初の金メダルは1992年のオリンピックマーク・レンジ(英語版)が、グレゴリー・ローガニスが1988年のオリンピックで3メートル板飛び込みで金メダルを獲得している。

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ “David Boudia”. Biographies. USA Diving. 2012年7月27日閲覧。
  2. ^ “David Boudia”. USA Diving. 2012年8月11日閲覧。
  3. ^ Crawford, Bryan (2012年7月26日). “USA Diving: David Boudia Has A Great Chance To Medal In London”. SB Nation. https://dallas.sbnation.com/2012/7/26/3189405/team-usa-diving-olympics-david-boudia 2012年7月27日閲覧。 
  4. ^ “Men's Swimming and Diving”. パデュー大学. 2012年8月6日閲覧。
  5. ^ “2012 London Games: David Boudia dives into U.S. Olympic history”. Washington Post. 2012年8月12日閲覧。
  6. ^ Another medal for Team USA as Boudia and McCrory win bronze, USADiving.org, July 30, 2012
  7. ^ David Boudia of the U.S. Claims Diving Gold. Is China’s Dominance on the Wane?

外部リンク

  • “diving.about.com biography”. 2008年7月9日閲覧。
  • デービッド・ボウディア - アメリカオリンピック委員会(英語)
  • デービッド・ボウディア - Olympedia(英語) ウィキデータを編集
  • デービッド・ボウディア - 世界水泳連盟のプロフィール(英語)
  • デービッド・ボウディア - Database Diving, Datenbank Wasserspringen (ドイツ語)
  • “Report on Olympic Diving trials”. シカゴ・トリビューン (2008年6月22日). 2008年7月9日閲覧。
  • “David Boudia Profile”. divemeets.com. 2008年7月9日閲覧。
  • “Q & A with David Boudia”. Noblesville Daily Times (2007年4月9日). 2008年7月9日閲覧。
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