エリック・バレント
この項目では、元プロ野球選手について説明しています。法学者については「エリック・バレント (法学者)」をご覧ください。 |
基本情報 | |
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国籍 | アメリカ合衆国 |
出身地 | カリフォルニア州ラ・ミラダ |
生年月日 | (1977-04-04) 1977年4月4日(47歳) |
身長 体重 | 6' 0" =約182.9 cm 191 lb =約86.6 kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 左投左打 |
ポジション | 外野手、一塁手 |
プロ入り | 1998年 MLBドラフト1巡目 |
初出場 | MLB / 2001年6月8日 NPB / 2006年6月19日 |
最終出場 | MLB / 2005年5月27日 NPB / 2006年9月5日 |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
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エリック・クリスチャン・バレント(Eric Christian Valent[1], 1977年4月4日 - )は、アメリカ合衆国出身の元プロ野球選手(外野手)。
来歴
カリフォルニア州アナハイムのキャニオン高校時代はオールアメリカンに選ばれた。1995年のドラフトでデトロイト・タイガースに26巡目(全体714位)で指名されたが、契約せずにUCLAに進学した。
UCLAではトロイ・グロース、エリック・バーンズ、チェイス・アトリー、ギャレット・アトキンスらとチームメートとなり、1997年のカレッジワールドシリーズでは優勝を果たした。3年間しか大学でプレーしなかったが、パシフィック・テン・カンファレンス記録となる69本塁打をはじめ、219打点をあげた[2]。1998年にはカンファレンスのプレイヤー・オブ・ザ・イヤーに選ばれ、同年6月2日に行われたサプルメンタルドラフトの1巡目(全体42位)でフィラデルフィア・フィリーズに指名された[1]。
MLBでは代打やユーティリティプレイヤーとして起用され、ファーストの他にレフト、ライトとしてもプレーした。2003年8月31日にシンシナティ・レッズのベテラン捕手のケリー・スティネットとのトレードでシンシナティ・レッズに移籍した。その後12月15日に行われたルール・ファイブ・ドラフトでニューヨーク・メッツに移り、2004年7月29日のモントリオール・エクスポズ戦ではメッツの選手として8人目となるサイクルヒットを記録した。また8月後半には3本の代打本塁打を打った。
2006年1月12日、フリーエージェントとなっていた彼はサンディエゴ・パドレスと契約して傘下のAAAポートランド・ビーバーズで30試合プレーした後、5月14日契約を打ち切られた。4年間のMLBでの成績は205試合に出場、打率.234、13本塁打、36打点であった。
その後5月25日、東北楽天ゴールデンイーグルスと1年5000万円で契約し来日した[3]。楽天では二軍落ちを経験するなど不振が続いた。8月29日の日本ハム戦で、延長12回表に勝ち越し2ランを放ってチームの勝利に貢献したが、結局日本で放ったホームランはこの1本だけであった。シーズンを通しての活躍はできず、9月20日付で同球団から自由契約となりウェイバー公示された。
2008年12月、フィラデルフィア・フィリーズ傘下のマイナーリーグ、A級チームのコーチに名前があがったが[4]、2009年1月より同球団のスカウトとなった[5]。2018年からはマイアミ・マーリンズのスカウトを務める[6]。
詳細情報
年度別打撃成績
年 度 | 球 団 | 試 合 | 打 席 | 打 数 | 得 点 | 安 打 | 二 塁 打 | 三 塁 打 | 本 塁 打 | 塁 打 | 打 点 | 盗 塁 | 盗 塁 死 | 犠 打 | 犠 飛 | 四 球 | 敬 遠 | 死 球 | 三 振 | 併 殺 打 | 打 率 | 出 塁 率 | 長 打 率 | O P S |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2001 | PHI | 22 | 46 | 41 | 3 | 4 | 2 | 0 | 0 | 6 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 4 | 0 | 1 | 11 | 0 | .098 | .196 | .146 | .342 |
2002 | 7 | 10 | 10 | 1 | 2 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 1 | .200 | .200 | .200 | .400 | |
2003 | CIN | 18 | 44 | 42 | 3 | 9 | 0 | 0 | 0 | 9 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 9 | 0 | .214 | .250 | .214 | .464 |
2004 | NYM | 130 | 300 | 270 | 39 | 72 | 15 | 2 | 13 | 130 | 34 | 0 | 1 | 0 | 1 | 28 | 4 | 1 | 61 | 10 | .267 | .337 | .481 | .818 |
2005 | 28 | 50 | 43 | 4 | 8 | 3 | 0 | 0 | 11 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 7 | 3 | 0 | 17 | 0 | .186 | .300 | .256 | .556 | |
2006 | 楽天 | 24 | 82 | 74 | 8 | 14 | 2 | 0 | 1 | 19 | 5 | 1 | 0 | 1 | 0 | 5 | 0 | 2 | 22 | 2 | .189 | .259 | .257 | .516 |
MLB:5年 | 205 | 450 | 406 | 50 | 95 | 20 | 2 | 13 | 158 | 37 | 0 | 1 | 0 | 1 | 41 | 7 | 2 | 101 | 11 | .234 | .307 | .389 | .696 | |
NPB:1年 | 24 | 82 | 74 | 8 | 14 | 2 | 0 | 1 | 19 | 5 | 1 | 0 | 1 | 0 | 5 | 0 | 2 | 22 | 2 | .189 | .259 | .257 | .516 |
記録
- NPB
- 初本塁打:2006年8月29日、対北海道日本ハムファイターズ16回戦(札幌ドーム)、延長12回表に建山義紀から右越決勝2ラン
背番号
- 15 (2001年)
- 12 (2002年)
- 68 (2003年)
- 57 (2004年 - 2005年)
- 5 (2006年)
脚注
- ^ a b Eric Valent thebaseballcube.com
- ^ USATODAY.com - Valent turning out to be prize Rule 5 pick for Mets USAトゥデイ 2004年5月12日
- ^ JapanBall.com
- ^ Huppert, staff return to Lehigh Valley
- ^ ジム・ソールズベリー (2009年1月8日). “Phillies invite nine non-roster players to camp”. philly.com. 2009年2月21日閲覧。
- ^ Ely Sussman (2020年11月10日). “Steamer projects Miami Marlins as one of MLB’s worst teams in 2021”. Fish Stripes. 2021年8月15日閲覧。
関連項目
外部リンク
- 個人年度別成績 エリック・バレント - NPB.jp 日本野球機構
- 選手の通算成績と情報 MLB、ESPN、Baseball-Reference、Fangraphs、The Baseball Cube、Baseball-Reference (Register)