イーラ・ロスコ

イーラ・ロスコ
(Ira Losco)
基本情報
生誕 (1981-07-31) 1981年7月31日(42歳)
出身地 マルタの旗 マルタ
活動期間 1997-
事務所 Jagged House Management
公式サイト http://www.iralosco.com/

イーラ・ロスコ(Ira Losco)はマルタ出身の歌手。これまでに10枚のアルバムをリリースし[1]、15カ国以上でのパフォーマンスを行い、20以上の受賞歴がある[2]

来歴

1997年から2002年の間はTiaraというバンドに所属しており、同時にソロ活動も行っていた。2000年と2001年にはマルタのユーロビジョン・ソング・コンテストの代表選考会に出場した[3]

2002年

2002年にエストニア・タリンで開催されたユーロビジョン・ソング・コンテストマルタ代表として出場し、「7th wonder」を披露した。この時の順位は2位であり、2019年現在でマルタの最高順位である[4]

2016年

マルタのユーロビジョン・ソング・コンテスト代表者を選出するマルタ・ユーロビジョン・ソング・コンテスト2016で「Chameleon (Invincible)」を披露し、マルタ代表となることが決定した[1]。しかし、楽曲の選考は改めて行なわれることとなり[5]、「Chameleon (Invincible)」の別アレンジを含む10曲の候補の中から「Walk on water」が代表曲となることが決定した[5][6]ユーロビジョン・ソング・コンテストでは準決勝1で3位となり決勝に進み、決勝では12位となった[4]

音楽以外の活動

2002年のユーロビジョン・ソング・コンテストに出場後、いくつかの学校から「生徒達へ前向きなメッセージを伝えてほしい」とのメッセージが寄せられた。それがきっかけとなりロスコは子供の頃の自分を取り巻く問題について考え始め、反いじめの活動に取り組んでいる[7]。また、LGBTや青少年が自分達をリベンジポルノから守るための活動にも関わっている[2]。2008年には、それまでの活動が評価され、マルタの大統領から表彰されている[2]

私生活

2016年8月25日に、パートナーであるSean Gravinaとの間にHarryを出産した[8]マルタの首相であるジョゼフ・ムスカットは、祝福のコメントをTwitterに投稿した[9]

脚注

  1. ^ a b d'Anastasi, Daniel. “Ira Losco wins the 2016 Malta Eurovision Song Contest”. TVM. 2016年11月19日閲覧。
  2. ^ a b c “Ira Losco Official Website”. 2016年11月19日閲覧。
  3. ^ “Eurovision 2016 - Ira Losco (Malta)”. esckaz.com. 2016年11月19日閲覧。
  4. ^ a b “Malta”. 欧州放送連合. 2016年11月19日閲覧。
  5. ^ a b Laufer, Gil (2016年2月23日). “Malta: Ira Losco might not sing 'Chameleon' in Stockholm”. esctoday.com. 2016年11月19日閲覧。
  6. ^ “"Walk on Water" – Malta's song for Eurovision 2016”. TVM. 2016年11月19日閲覧。
  7. ^ Carabott, Sarah (2011年4月14日). “Bullying is no go, Ira Losco Insists”. Times of Malta. 2016年11月19日閲覧。
  8. ^ “Ira Losco gives birth to baby Harry”. Times of Malta (2011年4月14日). 2016年11月19日閲覧。
  9. ^ @JosephMuscat_JM (2016年8月26日). "Congratulations @iralosco and Sean. Welcome Harry! -JM". X(旧Twitter)より。 {{cite web}}: Cite webテンプレートでは|access-date=引数が必須です。 (説明)
典拠管理データベース ウィキデータを編集
全般
  • ISNI
  • VIAF
  • WorldCat
国立図書館
  • ドイツ
芸術家
  • MusicBrainz
人物
  • ドイッチェ・ビオグラフィー
1970年代
  • 1971 ジョー・グレック
  • 1972 ヘレン&ジョセフ
  • 1975 Renato Micallef
1990年代
  • 1991 Paul Giordimaina & Georgina
  • 1992 メアリー・スピテリ
  • 1993 ウィリアム・マンジオン
  • 1994 クリス&モイラ
  • 1995 マイク・スピテリ
  • 1996 ミリアム・クリスティーン
  • 1997 デビー・シェリー
  • 1998 キアラ・シラクサ
  • 1999 タイムズ・スリー
2000年代
  • 2000 クラウデッテ・パーチェ
  • 2001 ファブリッツィオ・ファニエッロ
  • 2002 イーラ・ロスコ
  • 2003 Lynn Chircop
  • 2004 Julie & Ludwig
  • 2005 キアラ・シラクサ
  • 2006 ファブリッツィオ・ファニエッロ
  • 2007 オリビア・ルイス
  • 2008 モレナ・シラクサ
  • 2009 キアラ・シラクサ
2010年代
  • 2010 シーア・ギャレット
  • 2011 グレン・ヴェラ
  • 2012 Kurt Calleja
  • 2013 ジャンルーカ・ベッツィーナ
  • 2014 ファイヤーライト
  • 2015 アンバー・ボンディン
  • 2016 イーラ・ロスコ
  • 2017 クラウディア・ファニエッロ
  • 2018 クリスタベル
  • 2019 ミケーラ
2020年代
カテゴリ カテゴリ